...顔色がにわかにけわしくなった...
海野十三 「太平洋魔城」
...にわかに活溌(かっぱつ)になった...
海野十三 「○○獣」
...奇怪な消失ぶきみな妖虫の姿が、賢二少年たちの部屋の中に、消えてしまうと、広田は、にわかに、あわてだしました...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...にわかにそれを突破して終末に近づき...
ストックトン Francis Richard Stockton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...にわかにあたりは騒々しくなった...
田山花袋 「田舎教師」
...にわかに声を和らげた...
近松秋江 「うつり香」
...彼は砲門を隠した幕をにわかに引き払った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」そして彼はにわかに話題を変えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...にわかに悲し気に頭をかゝえて其処に打ち倒れてしまつた...
牧野信一 「鱗雲」
...にわかに廊下のあたりから鬼やひよつとこや天狗の面の男が現れて...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...にわかにサンムトリという南のほうの海岸にある火山が...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...にわかに月のあかりだけになった雲の海は...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...優劣をにわかにお決めになるのは困難なようである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...眠りかけていた好奇心がにわかに生気を取り戻したようであった...
山本周五郎 「青べか物語」
...にわかに、さっとかえした丁奉軍は、鼓(こ)を鳴らして、味方を糾合(きゅうごう)し、追い疲れた牛金軍五百を袋の中の鼠としてしまった...
吉川英治 「三国志」
...孫権はにわかに眼(まなこ)をかがやかして...
吉川英治 「三国志」
...二龍太郎(りゅうたろう)が、そこを立ちさろうとすると、なかの男は、跫音(あしおと)を耳にとめたか、にわかに、はねおきて、壁(かべ)に立てかけてあった得物(えもの)をとるやいなや、ばらッと、雨戸のそとへかけおりた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...総力を、神通川(じんずうがわ)の一線に退(ひ)きまとめて、不退(ふたい)の守りを、結集せん」と、にわかに、国界(くにざかい)の小防塁をすべて放擲(ほうてき)して、神通川の大河を前にあて、内には、国内の不平分子を抑えて、「女子供も、死守に当れ」と、狂気じみた布令(ふれ)を発して、佐々方は躍起(やっき)な準備をいそいでいた...
吉川英治 「新書太閤記」
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