...あんなにしんねりむつつりと首(はじめ)も尻尾もなく...
有島武郎 「An Incident」
...鱈から鰊(にしん)...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...肥料会社との交渉‥‥そのほか鰊漁(にしんりょう)の始まる前に漁場の持ち主がしておかなければならない事は有り余るほどあるのだ...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...……船頭(おやぢ)の菜(さい)も糠鰊(こぬかにしん)で...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...カムチャッカでやっとります燻製(くんせい)の鰊(にしん)に燻製の鮭(さけ)は...
海野十三 「地軸作戦」
...薄情じゃありませんか」麗卿が燈籠の下にしんなりと坐っていた...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...あの男は癩病患者ででもあったのでしょうか」「いやそれにしんにゅうをかけたようなものさ」とフランボーが云った...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...非常にしんねり強かったために...
中里介山 「大菩薩峠」
...干にしんを買いました...
林芙美子 「お父さん」
...燻製(くんせい)の鰊(にしん)が三匹貼りつけられた...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...もし定期市でいい鴨でもひっかけて、しこたま儲けるようなことがあると、彼は前からそこいら中の店で眼をつけておいた品物を矢鱈無性に買いこんだものだ――馬の頸圏(くびわ)、香錠、保姆にやるハンカチ、種馬、乾葡萄(ほしぶどう)、銀製の洗面器、オランダ織の麻布、上等の小麦粉、煙草、ピストル、鰊(にしん)、絵、研磨機、壺、長靴、陶製食器といったものを、有金(ありがね)はたいて買い集めるのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...にしん料理小原女へ...
古川緑波 「このたび大阪」
...やがて死んだようにしんとなった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第七巻)」
...女性は母であるという事実が一人一人の女性にしんから実感されるならば...
宮本百合子 「結婚論の性格」
...こういう風にしんから身をなげかけて書いている評論家...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...『駿河国新風土記(するがのくにしんふどき)』巻二十には...
柳田国男 「山の人生」
...急にしんと黙ってしまった...
山本周五郎 「花も刀も」
...二人のすらすらと早く運ぶ会話に聞き惚れるようにしんと黙っていた...
横光利一 「旅愁」
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