...面皰(にきび)だらけの小僧である...
芥川龍之介 「あばばばば」
...大きい面皰(にきび)のある由を書いた...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...不意に右の手を面皰(にきび)から離して...
芥川龍之介 「羅生門」
...それを男も女も同じ程度にきびしく感ずるものかどうかは知らない...
有島武郎 「或る女」
...そう思うと君はなんとも言えない骨肉の愛着にきびしく捕えられてしまった...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...そんなにきびきびやれない事情があるようであった...
海野十三 「少年探偵長」
...特にきびしく教育をした...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...このようにきびしくいわれたので...
高山毅 「福沢諭吉」
...とその度毎にきびしく声を掛けてやらないと...
太宰治 「黄金風景」
...額の面皰(にきび)を気にして毎朝ひそかに軽石でこすり...
太宰治 「新釈諸国噺」
...流石(さすが)にきびしい雰囲気(ふんいき)が四辺に感ぜられた...
太宰治 「正義と微笑」
...ニッカーを穿いた面皰(にきび)だらけの青二才がはいってきた...
久生十蘭 「金狼」
...きのうできたにきびだ...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...俺の鼻ににきびができたようだが...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...殊にきびしかった...
本庄陸男 「石狩川」
...もし血気にはやってラヴェンナの勝利の残敵をあれほどにきびしく追撃しなかったならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「幼ないおまえをそのようにきびしく躾けることは...
山本周五郎 「日本婦道記」
...軍紀にきびしい丞相が...
吉川英治 「三国志」
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