例文・使い方一覧でみる「にがにがしく」の意味


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...田山課長はただにがにがしく聞いていた...   田山課長はただにがにがしく聞いていたの読み方
海野十三 「四次元漂流」

...冗談はごめんこうむりますよ」宝石王がにがにがしく言い放った...   冗談はごめんこうむりますよ」宝石王がにがにがしく言い放ったの読み方
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」

...砂馬がそれに対してにがにがしく...   砂馬がそれに対してにがにがしくの読み方
高見順 「いやな感じ」

...にがにがしくてたまらない...   にがにがしくてたまらないの読み方
太宰治 「黄村先生言行録」

...にがにがしくさえなった...   にがにがしくさえなったの読み方
太宰治 「花燭」

...にがにがしくなるばかり...   にがにがしくなるばかりの読み方
太宰治 「グッド・バイ」

...にがにがしく思った...   にがにがしく思ったの読み方
太宰治 「畜犬談」

...私は、にがにがしくも、そのあさましい振舞ひをしてしまつたのである...   私は、にがにがしくも、そのあさましい振舞ひをしてしまつたのであるの読み方
太宰治 「津軽」

...にがにがしく思った...   にがにがしく思ったの読み方
太宰治 「パンドラの匣」

...これがにがにがしければすべての「宗教」はやはりにがにがしく腹立たしいものでなければならない...   これがにがにがしければすべての「宗教」はやはりにがにがしく腹立たしいものでなければならないの読み方
寺田寅彦 「柿の種」

...いかにもにがにがしく...   いかにもにがにがしくの読み方
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」

...一座をにがにがしく思わせているうちに...   一座をにがにがしく思わせているうちにの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...にがにがしく私の眼に映った...   にがにがしく私の眼に映ったの読み方
夏目漱石 「こころ」

...にがにがしく笑いを絞り出すのです...   にがにがしく笑いを絞り出すのですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...にがにがしくこちらを見守っていた...   にがにがしくこちらを見守っていたの読み方
正岡容 「圓朝花火」

...ややにがにがしく使いのことをお思いになったが...   ややにがにがしく使いのことをお思いになったがの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...いよいよもってにがにがしく思うのである)...   いよいよもってにがにがしく思うのである)の読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...にがにがしく横を向いた...   にがにがしく横を向いたの読み方
横光利一 「上海」

「にがにがしく」の書き方・書き順

いろんなフォントで「にがにがしく」


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