...きっと、さっきうった救難信号を聞きつけたのにちがいない」といえば、老船長も長いすの上からむっくり起きあがり、「なんじゃ、飛行機じゃというのか...
海野十三 「海底大陸」
...僕にもわからないんだ」「なんじゃ...
海野十三 「火星兵団」
...「なんじゃかんじゃというても...
壺井栄 「二十四の瞳」
...いずくにか汝(なんじ)の誤りなり汝の罪なりとささやく声あるように思われて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼らは事柄を言えど汝(なんじ)らは言葉を言うのみ……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...こんどは汝(なんじ)らの番である! われわれの身体を踏み台となして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ああなんじゃないかと推察した...
夏目漱石 「それから」
...「汝(なんじ)は人の前に立ち...
新渡戸稲造 「自警録」
...伴 人もしなんじの右の頬を打ったら...
三好十郎 「その人を知らず」
...そんなんじゃないわ...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...なんじらの意志か」「狼藉ではございませぬ」「だまれっ...
吉川英治 「私本太平記」
...もう汝(なんじ)の名をかせとはたのまぬわ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「なんじゃ……」晴季(はるすえ)は微笑(びしょう)をふくんで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...難渋(なんじゅう)な点は同じであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...四「べつに、面白いことではございません」七郎がいうと、「でも、なんじゃ」と、腕白少年は、しつこい...
吉川英治 「親鸞」
...そんなんじゃねえよ...
吉川英治 「野槌の百」
...なんじゃろ?」床下の坑(あな)へかくれたり...
吉川英治 「源頼朝」
...誄(るい)に爾(なんじ)を上下の神祇(しんぎ)に祷(いの)るといえり...
和辻哲郎 「孔子」
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