例文・使い方一覧でみる「なりかねない」の意味

...恐ろしい殺人罪にもなりかねない... 恐ろしい殺人罪にもなりかねないの読み方
江戸川乱歩「影男」

...まことに娯楽の正反対のものとなりかねないのである... まことに娯楽の正反対のものとなりかねないのであるの読み方
中井正一「脱出と回帰」

...往々にして彼の生活の主調低音（グルンド・バス）になりかねない... 往々にして彼の生活の主調低音になりかねないの読み方
中島敦「狼疾記」

...本官の失態になりかねない... 本官の失態になりかねないの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「黄金薔薇」

...もしそんなことを言ったらそうなりかねないからだ... もしそんなことを言ったらそうなりかねないからだの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「ギルレイ」

...そんなことをすればもっと悪くなりかねない... そんなことをすればもっと悪くなりかねないの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「諜報部」

...「ペットのコブラに誤って噛まれた」というのが検死陪審の裁定になりかねない...
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「諜報部秘話」

...奴はヘアデールパーク邸を出て文無しになりかねないし... 奴はヘアデールパーク邸を出て文無しになりかねないしの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「本命馬」

...あの小計画も無駄どころか害になりかねない... あの小計画も無駄どころか害になりかねないの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「本命馬」

...御聖徳を伝える歴史の上にも暗い影の一所残るようなことにもなりかねない状態になった...
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...他人の用事の奴隷にさえなりかねない... 他人の用事の奴隷にさえなりかねないの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...いま天下の大乱にもなりかねないような... いま天下の大乱にもなりかねないようなの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...後見職になにか越度（おちど）があったという証明にもなりかねない」――いかにも... 後見職になにか越度があったという証明にもなりかねない」――いかにもの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...この電報一本が現政府の致命傷になりかねないと思ったから……... この電報一本が現政府の致命傷になりかねないと思ったから……の読み方
夢野久作「暗黒公使」

...ほんとうにキチガイになりかねないくらい恐怖戦慄したのであった...
夢野久作「暗黒公使」

...腕力沙汰になりかねない息巻きなので... 腕力沙汰になりかねない息巻きなのでの読み方
吉川英治「銀河まつり」

...危険な機（き）ッかけを呼ぶものとなりかねないので... 危険な機ッかけを呼ぶものとなりかねないのでの読み方
吉川英治「私本太平記」

...まちがえば暴動にもなりかねないような狂気めいた騒ぎだった... まちがえば暴動にもなりかねないような狂気めいた騒ぎだったの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

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