...刃渡り七尺の大薙刀(おほなぎなた)を柄(え)みじかにおつとつたれば...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...おかあさんは海岸の柳(やなぎ)の木陰に足をとめましたが...
ストリンドベルヒ August Strindberg 有島武郎訳 「真夏の夢」
...あげた鰻(うなぎ)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...参宿の繋縄(つなぎ)を解くや」とは何を意味するか...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...つなぎます」副官の声が引込むと...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...三つのどくろの字をつなぎあわせたら...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...請願書には鉱毒惨害の状をのべて愴々の気が切々と行間にみなぎっていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...日子波限建鵜草葺不合(ひこなぎさたけうがやふきあへず)の尊(みこと)より前(さき)を上つ卷とし...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...葦(あし)や藺(い)や白楊(やなぎ)がもう青々と芽を出していたが...
田山花袋 「田舎教師」
...僅かに馬士歌(まごうた)の哀れを止むるのみなるも改まる御代(みよ)に余命つなぎ得し白髪の媼(おうな)が囲炉裏(いろり)のそばに水洟(みずばな)すゝりながら孫玄孫(やしゃご)への語り草なるべし...
寺田寅彦 「東上記」
...華麗な燈籠提灯の明(あ)かりがみなぎって...
火野葦平 「花と龍」
...一郎は楊(やなぎ)の木にのぼりました...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...暫くのつなぎでも付けてくんなせえ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...いわゆる撫(な)で肩と柳腰(やなぎごし)とが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一柳市助(ひとつやなぎいちすけ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜凪(よなぎ)をのぞんでめいめいの部署に小気味よくクルクルと活躍しだす一方には...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...すぐ沼の汀(なぎさ)だった...
吉川英治 「源頼朝」
...この薄暗くてまたどことなく殺気のみなぎっている殿中には...
吉川英治 「源頼朝」
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