...なかなか結構でありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そんなら戴きます」「甘子がなかなか結構です...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...それに装置も、なかなか結構で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...なかなか結構なことだと思ったので...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...なかなか結構なものである...
野村胡堂 「胡堂百話」
...ガラッ八の八五郎はなかなか結構な選手でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「なかなか結構なお仕組みです...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...一挺(ちょう)の駕籠が出たところ――なかなか結構な仕立ての駕籠の...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...バターを鍋へ入れて少し色のつく位煮てその魚へかけて胡瓜(きゅうり)もみか湯煮(ゆで)たじゃが芋なんぞを附合(つけあわ)せにして出すとなかなか結構ですよ」玉江嬢「それは手軽に出来ますね...
村井弦斎 「食道楽」
...西洋料理のシタフェにするとなかなか結構に食べられます...
村井弦斎 「食道楽」
...一人前に二つずつ位生レモンか橙酢(だいだいず)かあるいは柚(ゆず)でもかけて出しますとなかなか結構です...
村井弦斎 「食道楽」
...これが先(ま)ず四十五銭位かかりましょうか」小山「牛の尾は私も折々食べた事がありますがなかなか結構ですね...
村井弦斎 「食道楽」
...それを酢と砂糖と味淋と少しばかりの醤油とで溶いてそこへ煮た油揚とズイキとを入れてよく和えたのです」小山「なかなか結構ですね...
村井弦斎 「食道楽」
...嫁菜の香りと味がなかなか結構です...
村井弦斎 「食道楽」
...肥前風の押鮨と申すのはなかなか結構なものです...
村井弦斎 「食道楽」
...第四十五鯖(さば)鮨も上手に出来るとなかなか結構なものです...
村井弦斎 「食道楽」
...第十一 アスペラガストースはなかなか結構なもので湯煮(ゆで)たアスペラガスの頭だけを前にある白ソースで五分間位煮てトースパンへ載せて出します...
村井弦斎 「食道楽」
...なかなか結構なことであつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
便利!手書き漢字入力検索