...あやまちて零(こぼ)したる葡萄酒(ぶだうしゆ)のなかなかに浸(し)みてゆかぬかなしみ...
石川啄木 「詩」
...それだけに門弟に対してもなかなかに厳しく教えたということで...
石原純 「伊能忠敬」
...なかなかに覚めなかった...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...一ツ一ツに見来(みきた)れば雑草にもなかなかに捨てがたき可憐(かれん)なる風情(ふぜい)があるではないか...
永井荷風 「日和下駄」
...なかなかに来ないのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...なかなかに恨みの余音(よいん)を残している一句でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...けれどもそれがなかなかに動かない...
夏目漱石 「永日小品」
...ウィーン児のシューベルトにとってはなかなかに楽しい経験であった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...なかなかに怪奇でお君はその正体を説明する由(よし)もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この倒錯感がなかなかに愉しいものだつた...
正岡容 「寄席風流」
...それには部分部分の描写会話もなかなかに秀でていて...
正岡容 「我が圓朝研究」
...なかなかに浅薄拙劣なるを見る...
正岡子規 「人々に答ふ」
......
正岡子規 「墨汁一滴」
...これぞなかなかにわが本性なりける...
森鴎外 「舞姫」
...なかなかに拭いきれないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...なかなかに尊き大山祇の御名を累すべきものが多かった...
柳田国男 「山の人生」
...――と世間の噂はなかなかに喧(やかま)しく...
吉川英治 「宮本武蔵」
...村尾君もなかなかに元気の様子...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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