...中頃(なかごろ)の強(つよ)い部分(ぶぶん)を主要動(しゆようどう)或(あるひ)は主要部(しゆようぶ)...
今村明恒 「地震の話」
...鋼鉄製(こうてつせい)の大きなかごのようなものの中にとりつけられている...
海野十三 「宇宙の迷子」
...なかなかごきげんよろしい...
海野十三 「三十年後の世界」
...果してその中込(なかごめ)礼子という...
橘外男 「仁王門」
...翌年の春の中比(なかごろ)になって...
田中貢太郎 「黄英」
...それに往っていて夜半比(よなかごろ)に帰って来た...
田中貢太郎 「葬式の行列」
...お祭さわぎをしてくれてね……花籠(はなかご)が三つ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...歌麿美人の身体及び面貌の甚だしく細長となりしは寛政の中頃(なかごろ)より後(のち)の事なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...京町二丁目の中米楼(なかごめろう)に在つた情死を材料にしたものだと云ふ...
永井荷風 「里の今昔」
...武蔵国(むさしのくに)那珂郡(なかごおり)の住人弥次郎入道(実名不詳)という人も上人の教化を蒙(こうむ)って一向念仏の行人となったが矢張り上人から手紙を貰って秘蔵していた...
中里介山 「法然行伝」
...その中(うち)で綺麗(きれい)な支那製の花籃(はなかご)のなかへ炭団(たどん)を一杯盛(も)って床の間に飾ったと云う滑稽(こっけい)と...
夏目漱石 「門」
...其中(そのうち)で綺麗(きれい)な支那製(しなせい)の花籃(はなかご)のなかへ炭團(たどん)を一杯(いつぱい)盛(も)つて床(とこ)の間(ま)に飾(かざ)つたと云(い)ふ滑稽(こつけい)と...
夏目漱石 「門」
...なかごろ呂昇は咽喉(のど)をいためたことがある...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...肴籠(さかなかご)などもて来たる書生体のもの車夫など...
三宅花圃 「藪の鶯」
...どちらも大磯と同じ中郡(なかごおり)である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...火焔鋩子(ぼうし)の返りが切先(きっさき)長く垂れて水気(みずけ)が滴(したた)るよう……中心(なかご)に「建武五年...
夢野久作 「冥土行進曲」
...月の半頃(なかごろ)にはやがて外部にも洩れて...
吉川英治 「私本太平記」
...女は女轎(おんなかご)に乗って...
吉川英治 「新・水滸伝」
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