...命(みこと)はなおひきつづいて...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...大そうなお金がかかりました...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...どうして馬鹿にならない」この勝気なおばあさんは...
津村信夫 「雪」
...六十歳の婀娜なお婆さんたちは二十歳の時のように盛装し晩餐をとるのであった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...彼はなお笑った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...草光保治はなおその姿を心で眺め続けました...
豊島与志雄 「白藤」
...」子供は猫を食うというそのちゅうちゅにびっくりして、なお尋ね出した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二日もしたら癒(なお)るだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...なおかつそれを不可抗力として諦めていなければならぬように...
中谷宇吉郎 「雪」
...実に肯綮(こうけい)に中(あた)った剴切(がいせつ)なお考えで私は徹頭徹尾(てっとうてつび)賛成致します...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...あんな厭(いや)なお通夜は見たこともありませんよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なにぼんやりしとるとかい? 花見のやりなおしじゃ...
火野葦平 「花と龍」
...また今もなお文学が我々の王様の御前会議でただ偶然にしか見出されないということも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...なお口しぶっていたが...
吉川英治 「大岡越前」
...彼女は気づかぬ風で歩いてなおゆく...
吉川英治 「私本太平記」
...その駄賃(だちん)で焼餅(やきもち)でも頬(ほお)ばッておれよ」「よけいなおせッかいをやくな...
吉川英治 「神州天馬侠」
...なお蛮歌と乱舞をそれからも夜の四更(しこう)にかけて続けていたが...
吉川英治 「親鸞」
...こんどこそは癒(なお)るまいと医者の注意をうけているので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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