...聖書を蔑(ないがしろ)にする不敬人...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...生きた史実をないがしろにして...
海野十三 「海底大陸」
...これというのも本能をないがしろにしたからだ...
田山花袋 「少女病」
...娘は飛び退いた「姉をないがしろにするなんて...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...それ自らとしてはそれはこの世のあらゆる人間的表現をないがしろにする...
波多野精一 「時と永遠」
...この子とフリーダとのあいだにあるのにこの子がないがしろにしているちがいをようやく気づかせてやろうとしたのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...動(やや)もすれば法を蔑(ないがしろ)にする者があるのは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...5860その外の戒をもないがしろにせざらむや...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...現在の事実を蔑(ないがしろ)にする自分の心は...
森鴎外 「妄想」
...「それは神をないがしろにする証拠であるとともに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...蔑(ないがしろ)にしてはならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...一族一廓をなして領主もないがしろな横暴を振舞っている...
吉川英治 「剣難女難」
...帝をないがしろにするにも程がある!」と...
吉川英治 「三国志」
...皇室をないがしろに観(み)た覚えはございませぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...ないがしろにいたす気か」「めッそうもない...
吉川英治 「私本太平記」
...ないがしろにはできません...
吉川英治 「新・水滸伝」
...常に父の無二斎をも蔑(ないがしろ)にする風があった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...主家をないがしろにし...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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