...殆ど馬さへ呑みさうな...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...俺はよつぽど馬鹿だ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...会員のすわるための椅子が二十脚ほど馬蹄形(ばていがた)にならべてあった...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...他の多くの者ほど馬鹿じゃないが...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...譲治さんの方がよっぽど馬鹿だわ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ちょうど馬場の隅(すみ)のところに屋台店を出しているものがあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...それほど馬鹿ではなかったはずですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしもこれほど馬鹿ではなかったし...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほとんど馬耳東風で...
中里介山 「大菩薩峠」
...かつ考えれば考えるほど馬鹿になる考えだが...
夏目漱石 「坑夫」
...なるほど馬車が並んでいた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...あれほど馬鹿にされようとは思わなかったよ」少し不貞腐れますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...客種もグンと悪く女形の時など馬鹿声出してハア/\笑ふのでやって居れん...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...お父さんはコプリ氏のような男に支配されるほど馬鹿じゃないでしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ちょうど馬がふるえながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」
...ヴェネチアでも竜(ドラコネ)と呼ぶほど馬にも竜にも酷(よく)似る(一六〇四年フランクフルト版ゲスネル『動物全誌(ヒストリア・アニマリウム)』四巻...
南方熊楠 「十二支考」
...皮肉なほど馬鹿ていねいに...
山之口貘 「夏向きの一夜」
...書くことほど馬鹿なことなし...
横光利一 「欧洲紀行」
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