...そしてどん詰りには...
岩野泡鳴 「猫八」
...そのまた次ぎのどん詰りの三疊には電信學校の生徒がゐて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「しかしあの問題のどん詰りまで行けば...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...愈々どん詰りまで行けゃあ...
葉山嘉樹 「浚渫船」
...一つ胆太くドッシリと腰を据えてこの事件のどん詰りまで見物してやろう...
久生十蘭 「魔都」
...とどのどん詰りは...
三好十郎 「地熱」
...つまり早水秀之進の今日まではこうしてどん詰りまで孤独だったのである...
山本周五郎 「新潮記」
...僅か二十余日でどん詰りまで来た...
山本周五郎 「花も刀も」
...谷のどん詰りにばかげたほど大きな...
山本周五郎 「風流太平記」
...どん詰りまでもういけないというところから三段も五段もやってみるんだ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...どん詰りまでいってしまうほうがいい...
山本周五郎 「柳橋物語」
...私から見ていると私に笑われて奮然とするような屋敷がだいいいちもうぼろを見せたので困ったどん詰りというものは人は動けば動くほどぼろを出すものらしく...
横光利一 「機械」
...館(やかた)のどん詰りまで来た時...
吉川英治 「剣難女難」
...もう後ろは廊下のどん詰り...
吉川英治 「剣難女難」
...この水路にはきっと、どん詰りがある...
吉川英治 「新・水滸伝」
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