例文・使い方一覧でみる「どろん」の意味


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...ヨシ子は今にも眼の玉を引っくりかえしてしまいそうなどろんこの眼をして...   ヨシ子は今にも眼の玉を引っくりかえしてしまいそうなどろんこの眼をしての読み方
犬田卯 「米」

...すこし青味のついた液体の中に彼のいう「腸(はらわた)」なるものがどろんとよどんでいる...   すこし青味のついた液体の中に彼のいう「腸」なるものがどろんとよどんでいるの読み方
海野十三 「生きている腸」

...どろんと口中にながれこんできた液体が...   どろんと口中にながれこんできた液体がの読み方
海野十三 「太平洋魔城」

...重くどろんだ波の音もした...   重くどろんだ波の音もしたの読み方
田中貢太郎 「海異志」

...重どろんだ水は電燈の灯を大事に抱へて動かなかつた...   重どろんだ水は電燈の灯を大事に抱へて動かなかつたの読み方
田中貢太郎 「牡蠣船」

...湖の水は微陽(うすび)の射(さ)した空の下(もと)に青どろんで見えた...   湖の水は微陽の射した空の下に青どろんで見えたの読み方
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」

...月の光がいかにもめでたくいかにも柔(やさ)しくまどろんでいる世界...   月の光がいかにもめでたくいかにも柔しくまどろんでいる世界の読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」

...頭脳(あたま)がどろんと澱(よど)んだように重かった...   頭脳がどろんと澱んだように重かったの読み方
徳田秋声 「爛」

...いかにも醉漢らしいどろんとした驚きの色を浮かべながら...   いかにも醉漢らしいどろんとした驚きの色を浮かべながらの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...道は依然どろんこ...   道は依然どろんこの読み方
中島敦 「光と風と夢」

...どろんとした眼を上げて...   どろんとした眼を上げての読み方
夏目漱石 「それから」

...相手の精神もどろんとしてゐるだらうし...   相手の精神もどろんとしてゐるだらうしの読み方
原民喜 「かげろふ断章」

...村は魔術にでもかかつたやうに高台のうへにまどろんでゐる...   村は魔術にでもかかつたやうに高台のうへにまどろんでゐるの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...しばし、まどろんだ...   しばし、まどろんだの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」

...窓の外には真昼の陽がカンカンと当つてゐるのも知らずにどろどろとまどろんでゐた...   窓の外には真昼の陽がカンカンと当つてゐるのも知らずにどろどろとまどろんでゐたの読み方
牧野信一 「毒気」

...「その金で小さな棺を買いその棺の中でいま私の可哀想な子がまどろんでいます...   「その金で小さな棺を買いその棺の中でいま私の可哀想な子がまどろんでいますの読み方
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」

...仄暗(ほのぐら)い行燈の光の下にうつらうつらまどろんでいる病床の妻の窶(やつ)れはてた寝顔を見ては...   仄暗い行燈の光の下にうつらうつらまどろんでいる病床の妻の窶れはてた寝顔を見てはの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...どろんこになるまで飲んだ...   どろんこになるまで飲んだの読み方
吉川英治 「大岡越前」

「どろん」の書き方・書き順

いろんなフォントで「どろん」

「どろん」の英語の意味


ランダム例文:
コロセウム   通電   炒麺  

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