...彼自身では妙にどっちとも云い兼ねる...
芥川龍之介 「ひょっとこ」
...どっちがほんとうの首だか知っている者は誰もいない...
芥川龍之介 「ひょっとこ」
...それ等のことはどっちかいうと意味なく騒ぎを惹(ひ)きおこし...
海野十三 「『十八時の音楽浴』の作者の言葉」
...どっちへいっていいかわからないのに...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...どっちからともなくいっしょになって...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...どっちを取るかによって...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...胆吹御殿をそれてどっちの方へ行った」「まあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...どっちが勝つのですかねえ」「それもわからんなあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...どっちから來たのかね...
林芙美子 「龜さん」
...どっちの手に撥を持って死んでいた?」千太は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...男か知らん? 女か知らん?」「どっちが...
火野葦平 「花と龍」
...どっちへ行っても日あたりの好い斜面がある...
堀辰雄 「菜穂子」
...遠方から来たのか、怖がっているか、どっちかだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...どっちの家でも曾祖母という人がしっかりものであった点...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どっちにしてもわけのわからないところが出来て来る...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...敢えて彼はそのどっちへも...
吉川英治 「新書太閤記」
...どっちがわへでも...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...どっちからも口を開かずに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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