...礼儀正しさとがうかがえる...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...いかにも一山を背負っている気魄が眉宇の間にもうかがえるといった人だった...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...眉宇に気魄のうかがえる男だった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...之は『明治文化全集』の文明開化論からもうかがえることだし...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その間の事情がよくうかがえる...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...二十三種の実験五十余種の材料を携行されたことにもうかがえるであろう...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...人々の顔にも情熱は擦り切れた織り糸と骨組みだけをかろうじてうかがえるに過ぎない...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「寒山拾得」にも十分うかがえるし...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...自分だけでもこの人を愛してやらねばというふうに考えるところに源氏の善良さがうかがえるのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こんな場合にも規律の正しい病人の性格がうかがえるようであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...様子もうかがえる時もあっては...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わずかに目をすきから出して外がうかがえるくらいにも手道具を並べ立て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御様子でお悲しいことがよくうかがえるのです...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...手足の筋肉に発条(ばね)のような力の溢れてくるのがうかがえる...
山本周五郎 「新潮記」
...ある程度の腹中はうかがえる...
吉川英治 「三国志」
...――曹操の実力と信望は決して外からうかがえるような微弱ではない...
吉川英治 「三国志」
...水上戦には深い自信のないことがうかがえるのである...
吉川英治 「三国志」
...彼の性格がうかがえるが...
吉川英治 「新書太閤記」
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