...一たん知識の土台(どだい)が据えられると...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...お互ひにまだ別れなかつた時の事を基礎(どだい)に想像する...
石川啄木 「鳥影」
...安政二年(あんせいにねん)十月二日(じゆうがつふつか)の江戸大地震(えどだいぢしん)に於(おい)て...
今村明恒 「地震の話」
...どだい卒業しようとする腹がなかったとしたなら...
太宰治 「猿面冠者」
...あの鶺鴒は、もっときびしく、もっとけなげで、どだい、人間なんてものを問題にしていない...
太宰治 「秋風記」
...どだい、男子を尊敬する気持が全然、欠如しているのだから驚く...
太宰治 「正義と微笑」
...どだい興味がないのです...
太宰治 「小さいアルバム」
...どだい、教養というものを知らないのだ...
太宰治 「豊島與志雄著『高尾ざんげ』解説」
...どだい猟夫というものを見たことさえないのに...
太宰治 「女人訓戒」
...どだい無理だよ...
太宰治 「パンドラの匣」
...どだい顔の造作が...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...踊りはどだい無理なんだが...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...どだい、お前さんの地面(じがお)が綺麗過ぎるんだろう」こう言われると久吉役者がまたよろこびました...
中里介山 「大菩薩峠」
...どだい量目などはめちゃくちゃであった...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...どだい理窟に合わないじゃないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それがどうしたといふのぢや? どだい諸君にとつては...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...どだいナッテいない...
三好十郎 「恐怖の季節」
...少年のまん前の窓台(まどだい)の上には...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??