...両国でも本家の四ツ目屋のあった加賀屋横町や虎横町――薬種(やくしゅ)屋の虎屋の横町の俗称――今の有名な泥鰌(どじょう)屋の横町辺が中心です...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...「日光よりのお便りは家中驚きそれほどじょうぶになったかと父も母も一通りならぬ喜び...
伊藤左千夫 「廃める」
...どじょう――って...
海野十三 「怪塔王」
...江戸城(えどじょう)はぶじにあけわたされましたが...
高山毅 「福沢諭吉」
...はたから見てもぞっとするほどじゃなくて? 道路といえば...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...青年というほどじゃありません...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...北海道ほどじゃないが...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...低いというほどじゃないかも知れないが...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...または漁具を伏せて置いて鰻(うなぎ)や鰌(どじょう)などを捕るのであるから...
中里介山 「大菩薩峠」
...あっしのようなどじにも捕まるだろうと思いましたよ」「洒落(しゃれ)を言うな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...家へきたことがあるわ……黒いってほどじゃないけど...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...とてもマーボー嬢に対するほどじゃない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...その形泥鰌(どじょう)に似たる為(ため)なるべしと『佐渡方言集』にはある...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「おれは泥鰌汁(どじょうじる)で飯を食おう...
山本周五郎 「ちゃん」
...そんなどじじゃ仕返しはできやしないよ」「おれたちは...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...ひとりが中でどじを踏むと...
吉川英治 「新書太閤記」
...刎(は)ね出そうとする泥鰌(どじょう)のように揉(も)み合ったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...土壌(どじょう)の恩と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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