...鰌(どじょう)に腹がくちい...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...十分ほどじっとしていた...
梅崎春生 「狂い凧」
...魚のどじょうのことではない...
海野十三 「怪塔王」
...そうなると自転車ほどじゃまものはない...
壺井栄 「二十四の瞳」
...次には大洋の水量の恒久と関係して蒸発や土壌(どじょう)の滲透性(しんとうせい)が説かれている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...恐ろしいほどじっと私を見つめたのか? 私はその時の彼の顔をどうしても思い出せない...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...けれどじつは、玄王(げんおう)のことを探偵(たんてい)しているのでした...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...どうしましょう」「なるほど」「なるほどじゃありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...どじょうがよく捕れる...
中島哀浪 「かき・みかん・かに」
...どじょうでもいい...
林芙美子 「鶴の笛」
...私も息苦しいほどじっとしながら...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...そういうじみすぎるほどじみなつくりが...
山本周五郎 「契りきぬ」
...土人(どじん)の船頭には脅迫的な行為があつて危険だと忠告せられて断念した...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...色気などじゃない」――油じみた境の帳(とばり)を割って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あのどじょう髯(ひげ)の――青木丹左という者の成れの果てを思いもかけず...
吉川英治 「宮本武蔵」
...戸外(そと)を見張っていた奴がどじだったんで」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「泥鰌(どじょう)」とだけいって...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そして一碗の飯と水と――さっき武蔵にもくれた泥鰌(どじょう)の煮たのが木皿に盛って供(そな)えてある...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??