...どしんと足をあげて畳を踏み鳴らした...
有島武郎 「或る女」
...どしんという大きな音をたてて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「もみの木」
...靴を脱いでどしんと坐り...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...どしんとにぶい音がして...
海野十三 「海底大陸」
...やがて丁坊の入った袋は氷上にどしんとおかれた...
海野十三 「大空魔艦」
...どしんと腰を据えている...
海野十三 「地球発狂事件」
...どしんとたたきのめされた気持で...
太宰治 「虚構の春」
...どしんと世界中の感傷を...
太宰治 「新樹の言葉」
...扉を中から締めたぐらいでは直ぐに開けられてしまうので、三人の体で暫く押さえつけていたが、それでもどしん、どしん、と、戸を叩(たた)き割るように打(ぶ)つかって来る...
谷崎潤一郎 「細雪」
...先生は抱えた石をどしんと浜になげ...
壺井栄 「二十四の瞳」
...井戸新(いどしん)さんの声(こえ)が大(おお)きくなってしまったのであります...
新美南吉 「牛をつないだ椿の木」
...井戸新(いどしん)さんがききました...
新美南吉 「牛をつないだ椿の木」
...ねぢれた体を起してどしんとクッションに腰を埋めて眼を閉ぢた...
北條民雄 「大阪の一夜」
...きれいに土地をさしあげてお隣りと仲良くして下さい……)と私は言いたかったのだけれどしんけんに喋り立てている父の顔を見ているととてもそうは言えません父としては古い古いゆいしょのあるこの寺の土地をたとえ一坪でも半坪でも自分の代になってから減らしたくない今となっては死んでもゆずりはしないという目の色ですその父がだんだん私には気の毒に見えて来るガンコなようでも...
三好十郎 「詩劇 水仙と木魚」
...どしんと腰掛に掛けた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...などという無道さにはがまんがならぬ」去定はどしんどしんと...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...駕籠はどしんと荒々しく下へ置かれた...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
...」彼は黙ってどしんと肩でドアーを開けかけた...
横光利一 「上海」
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