...何(なに)やらどさくさした...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...あのどさくさまぎれに研究室にしのび入り...
海野十三 「四次元漂流」
...何かとどさくさして出られなかつた...
鈴木三重吉 「桑の実」
...「今もう何時です?」二十四ついどさくさしてゐて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...これが下職の名もない奴だとどさくさと逃げ後れたり...
竹久夢二 「砂がき」
...どさくさまぎれに...
太宰治 「ろまん燈籠」
...ウポポが本来男子の世界に生まれたものであることを暗示してゐる)ワォーイ ワォイ乾魚の荷六つの荷が此処にあつたのに誰だ盗んだのはワォーイ ワォイ(お祭の夜どさくさまぎれについ其処にあつたものを失敬する不心得者は昔もあつたであらう...
知里真志保 「アイヌ族の俚謡」
...どさくさで這入りこんだ...
林芙美子 「浮雲」
...終戦のどさくさに...
原民喜 「災厄の日」
...空襲直後のどさくさに...
久生十蘭 「虹の橋」
...どさくさにまぎれて...
火野葦平 「花と龍」
...航海のどさくさで身代わりは簡単だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...合戦のどさくさの中に埋もれていることであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...薄暮のどさくさまぎれにひとりの土民が曹操のいる本陣へ走りこんできた...
吉川英治 「三国志」
...さっきのどさくさまぎれに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...どさくさまぎれに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...どさくさ紛(まぎ)れに逃げようとしたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...光秀のクーデターのどさくさの際である...
和辻哲郎 「鎖国」
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