例文・使い方一覧でみる「どこも」の意味


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...どこもかしこも鳥籠だらけだなあ...   どこもかしこも鳥籠だらけだなあの読み方
芥川龍之介 「続野人生計事」

...眠る時にはつけ放しにしておいた灯(ひ)がどこもここも消えているらしかった...   眠る時にはつけ放しにしておいた灯がどこもここも消えているらしかったの読み方
有島武郎 「或る女」

...この川沿(かわぞい)は、どこもかしこも、蘆が生えてあるなれど、私(わし)が小家(こいえ)のまわりには、また多(いこ)う茂ってござる...   この川沿は、どこもかしこも、蘆が生えてあるなれど、私が小家のまわりには、また多う茂ってござるの読み方
泉鏡花 「悪獣篇」

...どこも間違っていないと思うわ...   どこも間違っていないと思うわの読み方
太宰治 「斜陽」

...どこも悪くない筈だけど...   どこも悪くない筈だけどの読み方
太宰治 「正義と微笑」

...どこもかしこも透き通るやうで...   どこもかしこも透き通るやうでの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...べつにどこも痛まないくせに...   べつにどこも痛まないくせにの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かき」

...実はその両三日前(りょうさんにちまえ)に逢った時は平常の通りどこも悪いようには見受けませんでしたから...   実はその両三日前に逢った時は平常の通りどこも悪いようには見受けませんでしたからの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...どこも皆滿員(コンプレ)だつた...   どこも皆滿員だつたの読み方
野上豐一郎 「大戰脱出記」

...どこもここも削(そ)いだような鋭い顔で...   どこもここも削いだような鋭い顔での読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...朝までお宅にお邪魔していたのではなかったのですか?……どこもここもグッショリとぬれているので...   朝までお宅にお邪魔していたのではなかったのですか?……どこもここもグッショリとぬれているのでの読み方
久生十蘭 「あなたも私も」

...どこもかもひどい泥濘だが...   どこもかもひどい泥濘だがの読み方
堀辰雄 「大和路・信濃路」

...「……どこもかも焼けているわ...   「……どこもかも焼けているわの読み方
山本周五郎 「柳橋物語」

...つまりはどこも同じように寒いということを発見しただけであつた...   つまりはどこも同じように寒いということを発見しただけであつたの読み方
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」

...どこもかしこも戦争だ...   どこもかしこも戦争だの読み方
横光利一 「旅愁」

...それにせよ今はどこも四面楚歌(しめんそか)である...   それにせよ今はどこも四面楚歌であるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...どこも痛くはないが先生がいない...   どこも痛くはないが先生がいないの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...祖父の死期が迫った時――祖父にはどこも具合の悪い所がなかったようなのに――それが現れました...   祖父の死期が迫った時――祖父にはどこも具合の悪い所がなかったようなのに――それが現れましたの読み方
J. S. レ・ファニュ J.S.Le Fanu The Creative CAT 訳 「ドラムガニョールの白い猫」

「どこも」の書き方・書き順

いろんなフォントで「どこも」


ランダム例文:
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