...ウルフはどこから見ても立派な犬にふさわしい気性をそなえていて...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...どこから見てもじじむさくなった...
海野十三 「暗号数字」
...どこから見てもぎらぎら光って見えるだろう...
海野十三 「火星兵団」
...どこから見ても中国人ですが...
海野十三 「火薬船」
...どこから見ても大家(たいけ)の若君らしい容貌...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...どこから見ても不利な自然的条件に支配されてゐるその奥州は...
太宰治 「津軽」
...どこから見ても退屈な...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...どこから見ても京の女であった...
近松秋江 「黒髪」
...どこから見てもよろしくない...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...どこから見ても愚物ではなさそうであること...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...なるほどどこから見ても汽車に違ありますまい...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...どこから見ても見あらわされぬよう念をいれて剥製にし...
久生十蘭 「海豹島」
...堅気をきわめた、縞物ぞっき、髪のかたちさえ直しているから、どこから見ても、これが、本体は江戸切っての怪賊と、見抜くほどのものが、あの中には、まじっていないと、とうに悟ってしまったのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...どこから見ても堅實な新興會社の重役といつた人柄で...
三好十郎 「肌の匂い」
...どこから見ても達人らしい風格を備えたシャンとした姿勢であった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...果して人間はどこから見てもそのやうに完全な幸福に達することが出來る性質のものであるかどうかが矢張り彼の疑問であつた...
横光利一 「悲しみの代價」
...どこから見ても志士らしい侍の服装になっていた...
吉川英治 「山浦清麿」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??