例文・使い方一覧でみる「どこか」の意味
スポンサーリンク...その女の顔をどこかで見たようだと思ったら... 
芥川龍之介 「田端日記」
...闇にまぎれてどこかへいってしまった...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...どこか不平らしいところがあった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...どこか凛（りん）として美しかった...
太宰治 「新樹の言葉」
...時々眼底のどこからか鋭い突き刺すような光の射してくる眼差しを眺めながら...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...『Pater Seraphicus――兄さんはこんな名まえをどこから...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...この病院のどこかで...
外村繁 「澪標」
...君と二人で一日ゆっくりどこかへ行こう...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...またどこか自分のくらしいい土地を求めて行きます」五十二吃々（きつきつ）として...
中里介山 「大菩薩峠」
...それがどこからどう始まって...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...彼はどこから聴いてくるのか...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...もしどこかの田舎で見て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その風がどこから吹くのでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おれの頭を割りやがった」禿はどこかへ逃げ去っていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...一体どこから来て...
吉川英治 「大岡越前」
...箏（こと）や胡弓（こきゅう）の奏（かな）でがどこかに聞え...
吉川英治 「新・水滸伝」
...どこかに強く説いてゐたことを記憶する...
吉野秀雄 「秋艸道人の書について」
...単純でしかも用心深い子供になり――「僕の母さんだと思ってこういうんじゃないんだよ」にんじんのアルバム一たまたまどこかの人が...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
便利！手書き漢字入力検索