例文・使い方一覧でみる「どき」の意味
スポンサーリンク...たまたまその滞在先のヴルツブルクからとどき... 
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...ときどきでたらめに脱線しちゃう...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...外はもう夕ぐれどきで...
江戸川乱歩 「鉄人Ｑ」
...正造はときどき「有難い」と呟きながら耳を傾けていたが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...ときどきは怒りさへした...
太宰治 「陰火」
...ガータロはその一枚岩の上にときどき姿を現わすことがありましたから...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...ときどき階下（した）の親切そうな老婦人のもとを訪ねて往って...
近松秋江 「狂乱」
...ときどき何か大袈裟な...
アネッテ・フォン・ドロステ＝ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...弥次馬どきやがれ」屋根にいた弥次馬連はこの声を聞いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...汐時（しおどき）がよかったせいか...
中里介山 「大菩薩峠」
...何刻（なんどき）だったろう」平次は調子を戻して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...かように大切（たいせつ）な土器（どき）を誰（たれ）がどこで發明（はつめい）したかといふことは容易（ようい）にわからぬのでありますが...
濱田青陵 「博物館」
...ときどきグッと喉をつまらせては苦しそうに涙を流した...
久生十蘭 「金狼」
...そしてときどき何か好い匂を立たせている店の中をもう一度名残惜しそうに見廻して...
堀辰雄 「菜穂子」
...僕がきふに愉しさうに小包をほどき出してゐるのを...
堀辰雄 「七つの手紙」
...ときどき彼は涙の發作に襲はれた...
堀辰雄 「鼠」
...ときどき火桶（ひおけ）に手をかざしながら...
山本周五郎 「あだこ」
...めぐる度びに矢代の背から顕れる千鶴子と久慈はときどき視線を合せた...
横光利一 「旅愁」
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