...どえらい音をたてたのである...
海野十三 「恐竜島」
...どえらい苦しみさ...
海野十三 「金属人間」
...どえらい傍杖的(そばづえてき)被害を喰(くら)う虞(おそ)れが十分に看取(かんしゅ)されたものだから...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...「どえらいことになりましたね」少佐のそばに目を丸くして立っていた萱原(かやはら)という古強者(ふるつわもの)の小隊長が...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...よほどえらいことをやった...
大隈重信 「平和事業の将来」
...どえらい事件がおきるのだと俺のほうはわくわくしていた...
高見順 「いやな感じ」
...平凡のようでむしろこのほうが「どえらい」ことにちがいないのだ...
高見順 「いやな感じ」
...どえらい恐怖が五体に充満して来たので...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...森の主みたいなどえらい男でして...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...別荘人種はどえらい数になるでしょう...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...「君よりよほどえらい男だ」「そうでございますか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ベン・ジョンソンなどは比較にならないほどえらい仕事をした...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...どえらいことが起る」大黒(だいこく)大久保彦左衛門以来という...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そういうふうに息をひそめていて二年目ぐらいずつにどえらい大きな仕事をする...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...外務省の情報部でも御存知ないようなどえらいことを...
久生十蘭 「魔都」
...どえらい大儲けになるのじゃないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どえらい図体の奴でしたからね...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どえらい人間もあったものだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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