...それはなるほどえらいものだね...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...競争者どえらいことを承諾してしまった...
海野十三 「宇宙尖兵」
...三角太郎(みすみたろう)っていうどえらい先生なんだ...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...光化門の奥に総督府のこの近代的などえらい庁舎をぶっ建てるとき...
高見順 「いやな感じ」
...俺は波子の言う「どえらい仕事」などする気持は捨てた...
高見順 「いやな感じ」
...どえらい敗戦にきまってる...
高見順 「いやな感じ」
...……それをまた当人がサッパリ気が付かぬのが可笑(おか)しゅうて……イヤ笑ったにも笑ったにも! あまり騒ぎがどえらいので...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...森の主みたいなどえらい男でして...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...辛い点をつけるほどえらい先生らしく見えるかというと...
寺田寅彦 「学位について」
...此の本の何が私に判ったろう?斯(こ)うしたどえらい書物を読んだ後では...
中島敦 「光と風と夢」
...御前の方がおれよりよっぽどえらいよ」と兄が云ったので...
夏目漱石 「門」
...どえらいことをやったもんだなあ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...外務省の情報部でも御存知ないようなどえらいことを...
久生十蘭 「魔都」
...どえらい大儲けになるのじゃないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どえらい景気がやって来るぞと...
吉川英治 「私本太平記」
...宋(そう)の太祖(たいそ)武徳皇帝のお墨付(すみつき)を伝来の家宝に持っているどえらい名家があると聞いたが」「それさ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...どえらい人間もあったものだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...途中でどえらい目にあいましてね」「ははあ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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