...それはなるほどえらいものだね...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...どえらい金高になるぞ...
海野十三 「恐竜島」
...どえらい人でして...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...三角太郎(みすみたろう)っていうどえらい先生なんだ...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...まだ」「砂馬君はどえらい金儲けをしている...
高見順 「いやな感じ」
...どえらい敗け方をするにちがいない...
高見順 「いやな感じ」
...こんなどえらい邸宅の保証人になろうと踏ん反り返った橘という野郎も随分身のほど知らずの大莫迦(ばか)野郎であったが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...植物のことなら何一つ知らないことはないというほどえらい学者で...
豊島与志雄 「山の別荘の少年」
...しかもその怪しからぬと思うような職業を渡世(とせい)にしている奴は我々よりはよっぽどえらい生活をしているのがあります...
夏目漱石 「道楽と職業」
...こいつは――なるほどえらいものだね――あれじゃとうてい駄目だ」「何が」「何がって...
夏目漱石 「二百十日」
...「君よりよほどえらい男だ」「そうでございますか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...なるほどえらいものだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どえらい大儲けになるのじゃないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どえらい感謝しおった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...一層どえらい奴を建てる計画になっているそうである...
宮島資夫 「四谷、赤坂」
...どえらいことがバタバタとつづいて起きて...
三好十郎 「樹氷」
...途中でどえらい目にあいましてね」「ははあ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...どえらいことをいってしまった...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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