...心配で胸の動悸(どうき)は小時計(しょうどけい)のようにうちました...
ストリンドベルヒ August Strindberg 有島武郎訳 「真夏の夢」
...何だか気味が悪い」お小夜は胸の動悸(どうき)をはずませて考え込む...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...びっくりするじゃないか」天願氏の胸はまだ動悸(どうき)を打っているらしい...
梅崎春生 「風宴」
...破裂しそうな大きな動悸(どうき)...
海野十三 「宇宙尖兵」
...かすかに動悸(どうき)が打っているので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...動悸(どうき)がこれ以上強まらないようにすることが急務だと感じて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...強いてこの風俗的なものを思想的なものへ撓曲(どうきょく)して解釈することによって...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...どうきりをつけたらいいものか...
豊島与志雄 「神棚」
...胸がひどく動悸(どうき)した……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そして自分の心臓の動悸(どうき)も聞こえた……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...息切れや動悸(どうき)の恐れがない気候温和な転地場所のような...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...前(まへ)の青銅器時代(せいどうきじだい)の文明(ぶんめい)に代(かは)つて新(あたら)しく立派(りつぱ)な文明(ぶんめい)をつくり出(だ)したのであります...
濱田青陵 「博物館」
...押(お)す手(て)にいよいよ動悸(どうき)たかく...
樋口一葉 「曉月夜」
...胸(むね)には動悸(どうき)の波(なみ)たかゝり...
樋口一葉 「うらむらさき」
...激しい動悸(どうき)を感じた...
山本周五郎 「おばな沢」
...……まだこんなに動悸(どうき)がひどうございますわ」こう云って...
山本周五郎 「めおと蝶」
...胸が動悸(どうき)して...
吉川英治 「茶漬三略」
...人知れず動悸(どうき)が打って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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