...心配で胸の動悸(どうき)は小時計(しょうどけい)のようにうちました...
ストリンドベルヒ August Strindberg 有島武郎訳 「真夏の夢」
...――動悸(どうき)は躍(をど)つて...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...動悸(どうき)烈しく胸騒立(さわだ)ちて腹は浪打つごとくなり...
泉鏡花 「活人形」
...心臓(しんぞう)の動悸(どうき)が息のつまるほどはげしく...
伊藤左千夫 「老獣医」
...ほら大学(だいがく)で同級(どうきゅう)だったグリッフィンだよ...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...余(よ)が石器時代(せききじだい)の研究(けんきう)を思(おも)ひ立(た)つた動機(どうき)とはなつたのだ...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...撞球場(どうきゅうじょう)にはいってみた...
太宰治 「正義と微笑」
...激しい動悸(どうき)が...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...あえぐ胸の動悸(どうき)が静まるのを待ちながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それを見る彼の胸は激しく動悸(どうき)した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...たいてい運命の程はきまっているよ」「どうきまっているの」「つぶされて...
中里介山 「大菩薩峠」
...すばらしい青銅器(せいどうき)が多(おほ)く出來(でき)てゐます...
濱田青陵 「博物館」
...前(まへ)の青銅器時代(せいどうきじだい)の文明(ぶんめい)に代(かは)つて新(あたら)しく立派(りつぱ)な文明(ぶんめい)をつくり出(だ)したのであります...
濱田青陵 「博物館」
...ゆき子は激しい動悸(どうき)をおさへて...
林芙美子 「浮雲」
...胸(むね)の動悸(どうき)の早(はや)くうつを...
樋口一葉 「たけくらべ」
...少し動悸(どうき)をさせながら...
ハンス・ランド Hans Land 森鴎外訳 「冬の王」
...同気(どうき)を求めて来た諸君...
吉川英治 「新・水滸伝」
...思いがけない人に逢ったような動悸(どうき)さえうった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索