...そのうちであの口のとんがった汐ふきそっくりの顔をしていたのです...
海野十三 「怪塔王」
...上がとんがったのっぺらぼうの頭...
海野十三 「三十年後の世界」
...あのとんがった口が...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...とんがった、大きな口です...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...するどくとんがった...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...とんがったツノで...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...主人らしい男の少しとんがった鼻さきを見るや否や...
大杉栄 「日本脱出記」
...大きく前にとんがった鼻...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...」とんがった答えだった...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...ギザギザの舗道(ほどう)のとんがった石で足を怪我(けが)し...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...とんがった小砂利(こじゃり)をしきつめた往来(おうらい)が...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...犬のようなまっ白なとんがった歯をして...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...あなたの手をわたしの手にお置(お)きなさい」ジェイムズ・ミリガン氏(し)は例(れい)の白いとんがった歯をむき出して...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...菩提樹の若いとんがった青緑の粒だった芽立ちと夜は樹液の匂いが柔かく濃い闇にあふれます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...とんがった搏風(はふ)...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...じぶんのとんがった鼻(はな)のむくほうへ...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...とんがった、高いわらぶき屋根(やね)をいただいていて、まるで地面の中にめりこんでいるようなかっこうです...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...鼻から口許(もと)のとんがった工合...
山本笑月 「明治世相百話」
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