...書けないと云ふ事は沒落の徴候ともなり又大なる準備の徴候ともなる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...これが或は戦争の場合の武将ともなり...
石川三四郎 「社会的分業論」
...活動写真ともなれば流行唄(はやりうた)ともなり...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...その間に海軍の編修書記ともなり陸軍の嘱托教師ともなったが...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...いたづらに紙魚のすみかともなりなむなど...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...外界成立の範疇であればこそ空間は証明することの出来ない予想――ロッツェの場合――ともなり...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...不況の一原因ともなり一結果ともなるものは資本の独占であるが...
戸坂潤 「技術の哲学」
...学士院の会員ともなり...
戸坂潤 「社会時評」
...いくらかその間に緩和剤ともなり得るが...
中里介山 「大菩薩峠」
...人ともなりよう訳がない...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...それより先へは進むこともなりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...光り蟲しげく跳びかへる夜の海の青き面をや眺むらむあてなき瞳遠く放たれ息らひたまふ君が側へに寄りそへるに浪はやさしくさしきたりまたひき去る浪遠き渚に海月のひもはうちふるへ月しらみわたる夜なれや言葉なくふたりさしより涙ぐましき露臺の椅子にうち向ふこのにほふ潮風にしばなく鴎鱗光の青きに水流れ散りてやまずせかれぬ戀魚の身ともなりぬれば今こそわが手ひらかれ手はかたくあふるるものを押へたり...
萩原朔太郎 「歡魚夜曲」
...よし鬼ともなり蛇ともなり...
樋口一葉 「花ごもり」
...その波の頭は高い嶺ともなりそばだつ岩とも形を変えていた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「漁師」
...また己の進歩を知るたよりともなりて...
正岡子規 「俳諧大要」
...その後唐になっては瞿曇姓の人が天文方の長官ともなり...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
......
宮沢賢治 「丘」
...そこが残った藩士たちの会所ともなり...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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