例文・使い方一覧でみる「とも」の意味


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...ともかく、そのアヒルは、ポルトガル種(しゅ)と呼ばれました...   ともかく、そのアヒルは、ポルトガル種と呼ばれましたの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アヒルの庭で」

...終(つひ)に大火災(だいかさい)を惹起(ひきおこ)したことも少(すくな)くない...   終に大火災を惹起したことも少くないの読み方
今村明恒 「地震の話」

...されど、責めらるゝつらさに、夜もふくるまで筆は執りつ、責めらるゝくるしさに、及ぶかぎりは、印刷の方にも迫りつ、それだにかく後れたり、責められざらましかばいかにかあらまし、など思へば、豫約せしことも、僥倖なりきとも思ひなしぬ...   されど、責めらるゝつらさに、夜もふくるまで筆は執りつ、責めらるゝくるしさに、及ぶかぎりは、印刷の方にも迫りつ、それだにかく後れたり、責められざらましかばいかにかあらまし、など思へば、豫約せしことも、僥倖なりきとも思ひなしぬの読み方
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」

...新京橋の上へ来てみると牡蠣船は艫(とも)の左側の室(へや)の障子が開(あ)いて客らしい男の頭が二つばかり見えていた...   新京橋の上へ来てみると牡蠣船は艫の左側の室の障子が開いて客らしい男の頭が二つばかり見えていたの読み方
田中貢太郎 「牡蠣船」

...うつら/\して夢ともなく現ともなく二時間ばかり寝てゐるうちに...   うつら/\して夢ともなく現ともなく二時間ばかり寝てゐるうちにの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...彼女の作品の運命を決定することも不可能ではなかったので...   彼女の作品の運命を決定することも不可能ではなかったのでの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...蛮人の投槍が首のそばをかすめたこともありました...   蛮人の投槍が首のそばをかすめたこともありましたの読み方
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」

...夜は家に帰って二人とも声を合せて終夜念仏し...   夜は家に帰って二人とも声を合せて終夜念仏しの読み方
中里介山 「法然行伝」

...薄雲花魁(おいらん)が害(や)られたんで」独り言ともなく...   薄雲花魁が害られたんで」独り言ともなくの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...汝は夫と倶(とも)に一生を獄中で送ることを厭わぬかと聞いた...   汝は夫と倶に一生を獄中で送ることを厭わぬかと聞いたの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...組織の言葉」ともなり得るのである!私は曾て次の如く書いたことがある...   組織の言葉」ともなり得るのである!私は曾て次の如く書いたことがあるの読み方
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」

...読む方はおのずから感じることも深う御座います...   読む方はおのずから感じることも深う御座いますの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...ともかくも母や祖母に早くお別れになるような方は紛れもない不幸な方であることがわかると思うと...   ともかくも母や祖母に早くお別れになるような方は紛れもない不幸な方であることがわかると思うとの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...言葉が古風で聴取りにくかったという説明とともに...   言葉が古風で聴取りにくかったという説明とともにの読み方
柳田国男 「山の人生」

...……武家の奥はどのようにつましくとも恥にはならぬが...   ……武家の奥はどのようにつましくとも恥にはならぬがの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...双方とも間髪(かんはつ)をいれない殺気と殺気であった...   双方とも間髪をいれない殺気と殺気であったの読み方
吉川英治 「三国志」

...夜明けとともに、ここを本営とし、兵の配備、遊撃隊の潜行、第二次の動員、それらの結集地点など、作戦のあらましはもうつくしている...   夜明けとともに、ここを本営とし、兵の配備、遊撃隊の潜行、第二次の動員、それらの結集地点など、作戦のあらましはもうつくしているの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...武松は若殿の施恩(しおん)とともに...   武松は若殿の施恩とともにの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「とも」の書き方・書き順

いろんなフォントで「とも」

「とも」の英語の意味


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