...それらが後に生物進化の考えをまとめるのに大いに役立ったのでした...
石原純 「チャールズ・ダーウィン」
...その時代の幼稚な絵を大切にしてくれて箱書をもとめる人の気持ちを有難く受けとらねばなりますまい...
上村松園 「旧作」
...引きとめることが出来なかった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「青い風呂敷包み」
...にせものをつとめると...
太宰治 「虚構の春」
...もう速力をとめる暇(ひま)がありません...
ディッケンズ Charles Dickens 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...銀とクリスタルガラスとの閃光(せんこう)のアルペジオは確かにそういう管弦楽の一部員の役目をつとめるものであろう...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...なんでも今日のいわゆる「マスコット」の役目をつとめるというのであったようである...
寺田寅彦 「物売りの声」
...そうして新しい甦生(そせい)の道へ駒(こま)の頭を向け直させるような指導者としての役目をつとめるのがまさにこの定座であるように思われるのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...科学的精神の把握につとめるべきではなかろうか...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...別に注ぎ足しをしない限り御用をつとめることはしないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...その行先をつきとめるのに手間取つたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前の息の根をとめることを定めとるらしいど...
火野葦平 「花と龍」
...有無を言わせないところまで突きとめるために...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...モーターをとめるから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこからの乖離の姿とをはっきり見て)やがて昭和文学史としてまとめるのを楽しみにして居りますから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...チッ! 人の気も知らねえ! しかし私を斬るというなら斬られようから吉村先生はいけねえっ! 水戸の藩論をまとめるクサビになっている人を...
三好十郎 「斬られの仙太」
...二人の組打ちをとめるために...
三好十郎 「胎内」
...(プロペルティウス)ただ一筋の綱はとてもわたしをつなぎとめるに足らない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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