例文・使い方一覧でみる「とみに」の意味
スポンサーリンク...古藤はとみには口もきけないように思い惑っているらしかった... 
有島武郎 「或る女」
...むすこガエルは母ガエルよりもっとみにくくて...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「おやゆび姫」
...興味とみにさめはてたるも口惜し...
大町桂月 「月譜」
...とみに中国に対する興味を抱かせられた...
高見順 「いやな感じ」
...もっとみになるものがないか...
太宰治 「如是我聞」
...何者の仕業なのでしょうか？じっと考えこんでいる博士のひとみに...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...恐怖に色をうしなっているこの城代のひとみには...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...（中略）（そうだ！ 今のうちに）彼女のひとみに...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...とみに衰える）長女 でも...
新美南吉 「病む子の祭」
...とみには口も利けないのも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とみには涙も出ない樣子ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とみに一八〇〇年代の巻を開きてこれを見ば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...とみに文明の人に交わることなれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...疾く走り行きて、とみに帰りね...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...模様への本能がとみに弱まって来た今日...
柳宗悦 「樺細工の道」
...本丸の望楼に身伸びをして見つめていた吉宗と万太郎のひとみには...
吉川英治 「江戸三国志」
...しかし賈氏のひとみには...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「汝のひとみに漂っているようなものをいう！」「えっ」「見せてやるっ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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