例文・使い方一覧でみる「とま」の意味
スポンサーリンク...それに丁度とまつた翌日は私の図画があることになつてゐましたのにね野枝さんは用意してゐなかつたので私に大変すまないから放つておいてくれなんてＴさんは云ふのですよ... 
伊藤野枝 「嘘言と云ふことに就いての追想」
...その書き方とまたそれを読む人の読み方によっては...
寺田寅彦 「自由画稿」
...血はとまらなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...私の感覚と趣味とまた思想とは...
永井荷風 「日和下駄」
...せっかく頭の中にまとまった文章を忘れさせてしまうくせに...
永井隆 「この子を残して」
...親を磔刑柱の上へ縛りつけたことまで説き及ぼさねばなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...足がとまれば、厭（いや）になるまでそこにいる...
夏目漱石 「草枕」
...またどんな仇（あだ）をされるかも解りませんから」「それは大丈夫でございます」平次はそこそこに暇乞（いとまご）いをすると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...死顔を見るに堪えなくなって暇（いとま）を告げた...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...ハネるとまっすぐ帰宅...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...心の底では父とまったく同感だった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...明日から愈々托鉢に出ると云ふことまですつかり定めて...
三島霜川 「自傳」
...鶴が休もうとするとまた蝶が嘲弄しながら飛び出す...
南方熊楠 「十二支考」
...（間）そこへ四五日前から杉山が宿（とま）り込みでゆするのよ...
三好十郎 「疵だらけのお秋（四幕）」
...自身もまた馬からおりて加茂の社（やしろ）を遥拝（ようはい）してお暇乞（いとまご）いを神にした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...恥ずかしいことまで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...従来ほとんど夢想だもされなかった諸流の提携が即座にまとまって...
山本笑月 「明治世相百話」
...この靜けさの中から起る不思議な音樂とまた平地では見られない...
吉江喬松 「山岳美觀」
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