例文・使い方一覧でみる「とぼとぼと」の意味


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...賑(にぎや)かな町の中を独りとぼとぼと尋ね飽倦(あぐ)んで...   賑かな町の中を独りとぼとぼと尋ね飽倦んでの読み方
泉鏡花 「歌行燈」

...とぼとぼと馬を進むる憂(う)き旅路...   とぼとぼと馬を進むる憂き旅路の読み方
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「きその日は」

...余は一人になってから一種名状し難い心持に閉されてとぼとぼと上野の山を歩いた...   余は一人になってから一種名状し難い心持に閉されてとぼとぼと上野の山を歩いたの読み方
高浜虚子 「子規居士と余」

...馬はおとなしくとぼとぼと歩いた...   馬はおとなしくとぼとぼと歩いたの読み方
高浜虚子 「富士登山」

...謙作はしかたなしにとぼとぼと引返した...   謙作はしかたなしにとぼとぼと引返したの読み方
田中貢太郎 「港の妖婦」

...とぼとぼと歩いて行った――何も知らずに...   とぼとぼと歩いて行った――何も知らずにの読み方
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「幻想」

...泥濘の中をとぼとぼと自分の家の方へと行つた...   泥濘の中をとぼとぼと自分の家の方へと行つたの読み方
田山花袋 「道綱の母」

...車夫(くるまや)はぼとぼとぼとぼと引いて行きましょう...   車夫はぼとぼとぼとぼと引いて行きましょうの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...ネロのそばをとぼとぼと歩いていました...   ネロのそばをとぼとぼと歩いていましたの読み方
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」

...(何んなに、顔を見たかっただろうか)寛之助が、灰色の、広々とした中を、ただ一人で、とぼとぼと、果もなく、父を恋い、母を求めて歩いて行く姿が考え出されて来た...   寛之助が、灰色の、広々とした中を、ただ一人で、とぼとぼと、果もなく、父を恋い、母を求めて歩いて行く姿が考え出されて来たの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...とぼとぼと稿を続けて行った十二一八九三年六月二十四日戦争近かるべし...   とぼとぼと稿を続けて行った十二一八九三年六月二十四日戦争近かるべしの読み方
中島敦 「光と風と夢」

...とぼとぼと歩いて元来た途(みち)の方へ帰りました...   とぼとぼと歩いて元来た途の方へ帰りましたの読み方
野口雨情 「虹の橋」

...蝙蝠(こうもり)が飛び出して、あっちこっちで長い竹棹(ものほしざお)を持ちだして騒ぐ黄昏(たそがれ)どきに、とぼとぼと、汚れた白木綿に鼠の描いてある長い旗を担(か)ついで、白い脚絆、菅笠(すげがさ)をかぶってゆく老人の姿は妙に陰気くさくいやだった...   蝙蝠が飛び出して、あっちこっちで長い竹棹を持ちだして騒ぐ黄昏どきに、とぼとぼと、汚れた白木綿に鼠の描いてある長い旗を担ついで、白い脚絆、菅笠をかぶってゆく老人の姿は妙に陰気くさくいやだったの読み方
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」

...よく彼はとぼとぼとこの路を歩いていたものだ...   よく彼はとぼとぼとこの路を歩いていたものだの読み方
原民喜 「永遠のみどり」

......   の読み方
原民喜 「魔のひととき」

...絵筆をかついでとぼとぼと荒野の中をさまよへば初めて知つた野中に天に続いた道がある自分の心に独りごといひながら私は天に続いた道を行く...   絵筆をかついでとぼとぼと荒野の中をさまよへば初めて知つた野中に天に続いた道がある自分の心に独りごといひながら私は天に続いた道を行くの読み方
松本竣介 「天に続く道」

...とぼとぼと河岸(かし)づたいに送って行く...   とぼとぼと河岸づたいに送って行くの読み方
吉川英治 「雲霧閻魔帳」

...そしてとぼとぼと歩き始めると...   そしてとぼとぼと歩き始めるとの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「とぼとぼと」の書き方・書き順

いろんなフォントで「とぼとぼと」


ランダム例文:
補遺   座役   一所懸命  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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