...とてもよい薫りがする...
太宰治 「お伽草紙」
...とてもよい月夜なのに...
太宰治 「正義と微笑」
...とてもよい眠りだつた...
種田山頭火 「行乞記」
...もう郵便がくる日かげ若葉めざましい枯枝をひらふ・郵便もきてしまへば長い日かげ・湯があふれる憂欝がとけてながれる(改作)五月廿二日とてもよいお天気...
種田山頭火 「其中日記」
...ふと眼がさめたら、とてもよい月夜、もう十二時を過ぎてゐた、近来稀な快眠熟睡だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...とてもよいお天気である...
種田山頭火 「其中日記」
...四月七日とてもよいお天気...
種田山頭火 「其中日記」
...とてもよい月夜だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...とてもよいことを思(おも)いついてくれた...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...私にはとてもよい友だちがあるのだよ...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...景情そなはつてとてもよい書き出しだ...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...その頃は父も閑散(かんさん)な身となって佃島(つくだじま)にすんで土いじりをしていたので、一所に植木いじりはしていたが――たまたま粋(いき)な客などが来て、海にむかった室で昼間の一酔(いっすい)に八十翁もよばれてほろよいになると、とてもよい声で、哥沢(うたざわ)の「白酒(しろざけ)」を、素人(しろうと)にはめずらしい唄(うた)いぶりをした...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...とてもよい女というから...
火野葦平 「糞尿譚」
...わたしはとてもよい子ですから...
村山籌子 「うさぎさん と おほかみさん」
...とてもよい小紋に染上がりましてな...
吉川英治 「死んだ千鳥」
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