...安吉の云った「とてつもない恐ろしい陰謀」が影もなく浮上ったかと思うと...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...ここでとてつもないことが持上った...
大阪圭吉 「坑鬼」
...とてつもない考えがひらめいた...
大阪圭吉 「香水紳士」
...とてつもない大きい音をたてて閉じるのではなかろうかと...
太宰治 「音に就いて」
...とてつもない大きい音をたてて閉ぢるのではなからうかと...
太宰治 「音について」
...とてつもない馬鹿げたことを望むのは...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...ところがあいつはとてつもない馬鹿で鋤を持って来て鋤きはじめた...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...何もあんなとてつもない柱を道のくろに何本もおっ立てることはないじゃないかと...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...つい僕の頭にはとてつもない夢想ばかりがはびこり勝ちなのだ...
原民喜 「飢ゑ」
...それあ素晴らしい煙草だつたわい! とてつもない上等の煙草だつたぜ! 時に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...とてつもない馬鹿騒ぎが持ちあがり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...とてつもない力を振り絞った...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...噂ではとてつもない金持ちの由(よし)...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...厭世の偏奇境(ベロナ)から発酵したとてつもないおしやべり(アストラカン)です...
牧野信一 「「風博士」」
...そんなとてつもない代物に比べられたので...
牧野信一 「スプリングコート」
...とてつもないひどい足音をさせて歩いていた...
宮城道雄 「純粋の声」
...とてつもない山を見ましてね...
横光利一 「旅愁」
...とてつもないことが浮ぶのだ...
蘭郁二郎 「夢鬼」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??