...酒をなみなみとつぎ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...」かそうさまは一休(いっきゅう)さんを じぶんの あとつぎにして...
五十公野清一 「一休さん」
...先輩の対手(あひて)にならないのは仕方が無いが後継者(あとつぎ)の若い者までが株屋や御用商人の真似をしたがるから困る...
内田魯庵 「青年実業家」
...あとつぎが出来たというわけですわ」「金も出来たし」と客のひとりが...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...問題を分析するとつぎのようになる...
寺田寅彦 「ある探偵事件」
...一向それが現代の日本の民衆とつぎ合わされていないのである...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...山川正太郎はなみなみとつぎました...
豊島与志雄 「乾杯」
...彼はその残りの夜とつぎの一日とを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...文化の各種の力がしばらく均衡を保つ古典的年代にあっては――急坂に取り巻かれてるその高原においては――一つの時代とつぎの時代との間の水準の差はさほど大きくない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お雪ちゃんをおばさんの後嗣(あとつぎ)にですか」「そうだとも...
中里介山 「大菩薩峠」
...あとからあとからとつぎ足しらしい筆蹟が続いているのである...
中里介山 「大菩薩峠」
...「可哀そうな権力者」ひとつぎ・たかしここにかかれているまででは不十分である...
宮本百合子 「『健康会議』創作選評」
...母はただ物がたい家に生れ育って厳格な父のもとにとつぎつかえて...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...あれがウェヌスの後継(あとつぎ)になって...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...それから間もなく老先生は私を高林家の後嗣(あとつぎ)にきめられて披露をされた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...右に就て当局のその後の調べに依ると同未亡人を甥の妻木という青年と一緒にその旅立ちの前夜に殺害して大金を奪って去ったものは九段高林家の後嗣(あとつぎ)で旧名音丸久弥といった屈強の青年であることがわかった...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...武門の後継(あとつぎ)とはなりかねる病弱な子だ...
吉川英治 「剣の四君子」
...――家の後継(あとつぎ)のおれはいないし...
吉川英治 「平の将門」
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