...大きなウミヘビがとぐろをまいて...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...とぐろをまいているへびのようなかっこうのもあり...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...現場で発見したものと全く同じ様な左巻の皮が嘲ける様にとぐろを巻いているじゃないか...
大阪圭吉 「花束の虫」
...そのとぐろを巻けるを見るは...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...どんな偉方(えらがた)がとぐろ捲(ま)いているか知れないのであった...
徳田秋声 「縮図」
...卑しい利得一点張りの本屋や画商やが朝から晩迄犇(ひし)めき合う雑然たる長屋区域Q街の一隅の屋根裏の部屋にとぐろをまいていた頃...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...納戸にとぐろを巻いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とぐろを巻いた縁側から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...全く壽命の毒だぜ」平次は相變らず日向(ひなた)にとぐろを卷いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次のとぐろを巻いている六畳へ入って来ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...梯子の下には力松が夜っぴてとぐろを巻いているとすると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何が大変なんだ」平次はとぐろをほぐして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...木戸番の久兵衞がとぐろを卷いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...むらむらととぐろを巻いて...
平林初之輔 「犠牲者」
...とぐろをまいてゴロツキみたいな言葉で話し合ってゐる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...もはや三沢のところでとぐろを巻いた姿はなかった...
前田河広一郎 「ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より」
...自身の事情の内にとぐろをまいている生活は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...とぐろを巻いているのだけがわかる...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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