例文・使い方一覧でみる「とく」の意味
スポンサーリンク...睡（ねむ）るがごとく頷くと... 
泉鏡花 「婦系図」
...赤い舌でペロペロとくちびるをなめた...
江戸川乱歩 「影男」
...やっとくぐりぬけましたが...
江戸川乱歩 「大金塊」
...嬢の推定のごとく伯爵は容貌体格ともに...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...すなわち従来普通に考うるごとく...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...ポリダマスの父フィレスのごとく人間の王エウフェテスから贈られたる美しい甲冑（かっちゅう）をエフィレより持ち帰るの要はない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...篤（とく）と吟味を致さねばならぬ」「引捕えてこれへおつれあらば...
中里介山 「大菩薩峠」
...伯父の佐兵衛にもことごとく気に入られておりますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……雪のごとく愉しかれ...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...浮上した島へ行くまで納得（なっとく）せず...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...壁掛けのごとく懸けてある...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...妻ある身のけふひとりもののごとくさあらぬよそほひしつ甃石（しきいし）にすてつき敲（う）ちたたきあなたこなたに心をさまよはす...
室生犀星 「忘春詩集」
...また他の欲望におけるがごとく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そんなことは気にしないでうっちゃっとくがいいんだ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...甲軍は形のごとく...
吉川英治 「上杉謙信」
...木鼠（きねずみ）のごとく一方の森へ駆け込んでおります...
吉川英治 「江戸三国志」
...なおまだ颱風（たいふう）の圏外（そと）にあるかのごとく...
吉川英治 「三国志」
...暴風のごとく襲いかかって来た...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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