例文・使い方一覧でみる「とく」の意味
スポンサーリンク...伝吉は剣法を自得（じとく）したのである... 
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...月明りにて画（えが）けるごとく...
泉鏡花 「活人形」
...人を食うのは乃公のアニキだ！乃公は人食（ひとくい）の兄弟だ！乃公自身は人に食われるのだが...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...着物を着せたエリザベスが裸体の女王に似ないごとく...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...鎌倉同人が眼ざとく私を見つけて...
種田山頭火 「旅日記」
...彼らを笑い飛ばすことくらいは出来る...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...いまターマンがもつてるのとくらべてみると...
豊島与志雄 「シロ・クロ物語」
...ことごとく打ち破ろうとして...
中井正一 「美学入門」
...孝徳朝に善那が牛乳を献じたので姓を和薬使（やまとくすし）と賜い乳牛院を建てたことは著聞している...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...とくるり後を向いて壁の腰ばりを指でたたきながら...
樋口一葉 「たけくらべ」
...書きおくりたまいしごとく...
森鴎外 「舞姫」
...みんなとくべつに飾（かざ）りをつけられています...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...右に説くごとくであるが...
矢部貞治 「政治学入門」
...狂気のごとく彷徨（さまよ）いあるいている呂布の声だった...
吉川英治 「三国志」
...張苞（ちょうほう）などもことごとく兵をひきいて出払い...
吉川英治 「三国志」
...「オオ、なんとしたことであろう」あまりの口惜（くや）しさに、咲耶子（さくやこ）はさらに再三再四、胡蝶（こちょう）の陣（じん）を立てなおして、応戦（おうせん）をこころみたが、こなたで焔（ほのお）の陣をしけば、かれは水の陣を流して防ぎ、その軍配（ぐんばい）は孫呉（そんご）の化身（けしん）か、楠（くすのき）の再来かと、あやしまれるほど、機略縦横（きりゃくじゅうおう）の妙（みょう）をきわめ、手足のごとく、奇兵に奇兵を次（つ）いでくる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...山のごとく積（つ）んである...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そこへ徳川家（とくがわけ）の侍（さむらい）がとんできて...
吉川英治 「神州天馬侠」
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