例文・使い方一覧でみる「とがめ立て」の意味
スポンサーリンク...わたし喜ぶともとがめ立てなどはしません... 
有島武郎 「或る女」
...だれもジャンのぜいたくざんまいをとがめ立てする人はありませんでした...
有島武郎 「かたわ者」
...庭の縁側の方に廻りましょう」「縁側に？」幸太郎はとがめ立てるような声を出した...
梅崎春生 「狂い凧」
...でも誰にもそれをとがめ立てする権利はない...
梅崎春生 「幻化」
...とがめ立てることもできないことはないかもしれないが...
寺田寅彦 「災難雑考」
...ないとかいうあとの祭りのとがめ立てを開き直って子細らしくするよりももっともっとだいじなことは...
寺田寅彦 「災難雑考」
...放蕩息子（ほうとうむすこ）をとがめ立てる父親がこのとおりの人間なんです！ 皆さん...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...とがめ立てをしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...別にとがめ立てする者もありません...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...こんな不法の折檻（せっかん）をとがめ立てる人もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それを一々とがめ立てすると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...癪（しやく）にさはりながらもとがめ立てもならぬ樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ほじくり出すやうにとがめ立てしたり」「成程ありさうな事だな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ほじくり出すようにとがめ立てしたり」「なるほどありそうな事だな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おそらく従僕にとがめ立てされているらしかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...狸なんだからとがめ立てをしたってしょうがない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...女房級の者に主君が戯れているのにとがめ立てさるべきことでもないと宮はしておいでになるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...なんで野暮なとがめ立てをしますものか」「なんというても今お目にかかるのは金吾の苦痛じゃ...
吉川英治 「江戸三国志」
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