...とがめるように言った...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...併しそれをとがめるよりも...
高浜虚子 「丸の内」
...お母さまは何もあなたをとがめるような事は言わなかったつもりだけど...
太宰治 「斜陽」
...主膳は一向とがめる模様がありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...さいわいひとりのとがめる者もありません...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...それもあんまり氣がとがめるので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とがめる気にもならず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...相手のそんな素振りをとがめる氣もなかつたんだらう」「誰です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...誰も見とがめる者はありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...誰にもとがめる権利はないが...
久生十蘭 「だいこん」
...やはり心がとがめるので...
牧野信一 「風流旅行」
...見とがめる目も耳もあるはずがなかった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...すべては私一人の問題だあの人をとがめる資格は私にないとがめるならば私は私自らをとがめなければならぬそうだ...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...それは久保がその職場での爭議に對して冷淡すぎる事を佐々が鋭くとがめることから始まつて...
三好十郎 「肌の匂い」
...宮がおいでになったところで見とがめるような人たちもなく...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼女が料理最中にうろうろされることは全く料理の味加減にもとがめる眼ざわりであった...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...(c)とがめたければわたしの企てをとがめるがよい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...Jeune, je ne suis pas gros, j'etais petit, mais sain et fort de tempramentわたしはそれをとがめる気にならない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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