...とたんに人をとがめるような眼付きになる...
梅崎春生 「庭の眺め」
...とがめる様に云った...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...併しそれをとがめるよりも...
高浜虚子 「丸の内」
...それを読んで一種無上の美しさを感じる人があるのをとがめるわけにはゆかないであろうと思う...
寺田寅彦 「科学と文学」
...その過失を正当に償わないことをとがめるようであれば...
寺田寅彦 「災難雑考」
...これをとがめるのは無理であろう...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...しかし彼女はそれをみずからとがめるらしく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ルイザは思い切って彼をとがめることができなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...決して心に何のとがめることもなく...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...唇をわななかせながらピグミーの言葉を聞きとがめると...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は鈴子をとがめる意志は毛頭無く...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ダメと言わないで」アリスがとがめるように言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...深くとがめるには当らないであろう...
三好十郎 「恐怖の季節」
...とがめる言葉も出すことができず...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分が姉妹(きょうだい)としてつきあうのも気のとがめることであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...坂道に立って時を過す安寿を見とがめるものもなかった...
森鴎外 「山椒大夫」
...とがめるのではない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...Jeune, je ne suis pas gros, j'etais petit, mais sain et fort de tempramentわたしはそれをとがめる気にならない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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