...あとからあのとおり娘たちがのぼってくるから...
海野十三 「暗号音盤事件」
...大隅君の指摘したとおり...
海野十三 「地球盗難」
...そのとおりでございます」「おおそうかい」と...
海野十三 「蠅男」
...そのとおりでした...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...ぼつぼつではあるが街路(とおり)の左右に点(つ)いた街路照明の電燈の燈(ひ)を見ると菊江はほっとした...
田中貢太郎 「女の怪異」
...街路(とおり)には晩春の午後の陽(ひ)が明るく射(さ)して...
田中貢太郎 「指環」
...そういう紋切型が一とおり濟むと...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...こうしようと思うとすぐそのとおりにしてしまう性分なんですの...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それから南の浜へおりて器を洗うなどひととおり用事をすませたのち「ごはんが残ったらおじやにしておあがりなさい」といって帰っていった...
中勘助 「島守」
...実際私はそのとおりにしようとした...
平林初之輔 「秘密」
...「矢張(やっぱり)私の言った通(とおり)だわ...
二葉亭四迷 「平凡」
...わたしもおまえさんの言うとおりにしようと思ったのだけれど...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...思ったとおりのこというのよ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...後によまれるとおり「これらの詩句はよそに見られる」と書き加えたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...このとおり年をとっちまったし...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ブレーメンの音楽師」
...御想像のとおりだと思うが...
山川方夫 「お守り」
...云われるとおり草原の向うにある明神の森というのへはいっていった...
山本周五郎 「新潮記」
...最初に迷って行った道のとおり歩いて行けば...
吉川英治 「宮本武蔵」
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