...あるとうといお寺にあずけられていて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...いちばんとうとい家の中へもはいっていきましたし...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「眠りの精」
...本艇はじつに二百日に近いとうとい日数を...
海野十三 「怪星ガン」
...自分のような半出家の者は国々を歩いてどのようなとうとい知識にも逢い...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...ついうとうといたしましてね...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...百歳の老婆の宝となってるそのとうとい秘密な物は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...何か金儲けでもして成り立とうという野心を持っていたので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...九私(わたくし)がいよいよ立とうという間際になって...
夏目漱石 「こころ」
...その時僕を動かす力は高木に勝とうという競争心でない事を僕は断言する...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...吾輩に「シェクスピヤ」の石膏製(せっこうせい)の像と「アルバム」をやろうと云うからありがとうといって貰った...
夏目漱石 「倫敦消息」
...あせとあぶらのかわりにえたとうとい金を...
新美南吉 「名なし指物語」
...べっとうといっしょに...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「眠る森のお姫さま」
...成るように成るのを待とうという気高い決意をしただけであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼の行過ぎるのを待とうという素振りに見える...
吉川英治 「江戸三国志」
...家を持とうというのだった...
吉川英治 「魚紋」
...甲斐源氏(かいげんじ)の一つぶ種(だね)――世にもとうとい身(み)でありながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...かれの顔は地蔵(じぞう)のとうとい微笑(びしょう)に似(に)てきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...諸人と共に汲み頒(わか)とうという願いにほかならないのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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