...下町気質(したまちかたぎ)よりは伝法(でんぼう)な...
芥川龍之介 「魚河岸」
...でんぼう肌の畸人(きじん)だったのです...
芥川龍之介 「捨児」
...伝法院(でんぼういん)の庭で...
淡島寒月 「諸国の玩具」
...京伝本(きやうでんぼん)...
泉鏡花 「いろ扱ひ」
...柳沢はあの小(ち)さい体格(からだ)に新調の荒い銘仙(めいせん)の茶と黒との伝法(でんぼう)な厚褞袍(あつどてら)を着て...
近松秋江 「うつり香」
...万梅(まんばい)――浅草公園伝法院(でんぼういん)わきの一流割烹店(かっぽうてん)――で食事をし...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...みよりの琴の師匠をたよって来て芸者となった伝法(でんぼう)な...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...何処ともでんぼう肌(はだ)の...
二葉亭四迷 「浮雲」
...或は門田朴斎(もんでんぼくさい)ではなからうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...門田朴斎(もんでんぼくさい)の江戸より福山に帰つたのも亦此年である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それをでんぼ隠しの雪といいます...
柳田國男 「日本の伝説」
...でんぼとは足の指なしのことであります...
柳田國男 「日本の伝説」
...その婆さんがでんぼであって...
柳田國男 「日本の伝説」
...「でえしでんぼの跡隠し」という諺(ことわざ)もあるそうです(小谷口碑集)...
柳田國男 「日本の伝説」
...江戸の伝法(でんぼう)肌だけに気が強くて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...螺鈿彫(らでんぼり)の千鳥棚...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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