...中でかすかな音でもすれば...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...なにをしでかすか判らない連中なんだ」「まったく」と予審判事が青い顔をして割り込んだ...
大阪圭吉 「三狂人」
...われわれは時折り奇妙なまちがいをしでかす...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それこそだらしないことをしでかすのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...或いは和田氏あたりが老いの一徹から短慮の真似をしでかすのではあるまいか...
太宰治 「右大臣実朝」
...いつびっくりするようなことをしでかすの? 同時にまた親父(おやじ)どもからはうるさい手紙が来る...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...火事をしでかすところだった...
中里介山 「大菩薩峠」
...火事をでかすとあぶないから...
中里介山 「大菩薩峠」
...だから何をしでかすかわかったものではない――という恐怖心が...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中野鈴子 「途中で」
......
樋口一葉 「さをのしづく」
...なにをしでかすかわかったもんじゃない...
久生十蘭 「金狼」
...遠くのほうでかすかに海の鳴るような音を聞いた...
久生十蘭 「地底獣国」
...鉱山の秘密を知ればどんな悪事をしでかすか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...この内部でかすかな人ごえ――のぞいて見れば...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...なにをしでかすかわからないし...
山川方夫 「恐怖の正体」
...一度そんなあやまちをしでかすと次に貰えるまできげんの直るのを待たなければならないし...
山本周五郎 「季節のない街」
...うしろでかすかな笑い声がきこえたようにも思われた...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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