...てんからいけないとはかわいそうで言えないから...
伊藤左千夫 「去年」
...くらい海の一てんから...
海野十三 「太平洋魔城」
...とてんから認めていなかったのだから...
太宰治 「喝采」
...てんから疑はない...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...肉体のことなんぞはてんから問題にしないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...てんから無目的で際限なく引張り廻された日にはやりきれない...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前の方でてんから出さないんじゃないか」「あなたの方でお取りになるとおっしゃらないから...
夏目漱石 「明暗」
...てんからきめてかかる彼女に...
夏目漱石 「明暗」
...てんから馬鹿ものとして耳にしてゐたからなのかも知れない...
長谷川時雨 「春宵戲語」
...てんからないンですよ...
林芙美子 「河沙魚」
...イザ現実にこういう人にぶつかってみるとやっぱり生粋の芸人暮らしとはてんからくい違うものがあった...
正岡容 「小説 圓朝」
...またてんからそんなことをしてみる気にさえもならないわけです...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...てんからほんとうではない...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...何もそうてんからきめてかからないでもいいけれど...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...女が騙されるようにできてんからだべえ」「女がどうできてるって」「女の躯にゃあ男と違ったきけえがあんだ」と男が云った...
山本周五郎 「青べか物語」
...「――そいつあてんから無理なこった...
山本周五郎 「さぶ」
...てんから開かないようにできている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...はたの者にはてんから見当もつかぬ始末だった...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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