...なるほど、太陽は朝からの雲を突き破つて、てらてらと輝き、そこら一面ふわあつと蒸発するやうに明るくなつて、俊一のみじめな暗い顔は、その光の反射を受けてすこし違つた風になつたけれど、ほんとはやはり元のまゝだつた...
芥川多加志 「四人」
...そこであのてらてら光つてゐる...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「笑」
...てらてら光るのである...
伊藤左千夫 「河口湖」
...顔色がてらてらと赤かった...
梅崎春生 「狂い凧」
...不見転と申しますと……」骨董屋は贋物(いかもの)らしいてらてらした前額(ひたひ)を撫でながら言つた...
薄田泣菫 「茶話」
...鼻わきから頤(あご)にかけててらてらと油は浮くし...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...赫く日に焼けて禿げた額のみがてらてら光っている...
豊島与志雄 「過渡人」
...禿げた頭と同じようにてらてら輝(ひか)っている...
永井荷風 「ひかげの花」
...床は樟(くす)の木の寄木(よせき)に仮漆(ヴァーニッシ)を掛けて、礼に叶(かな)わぬ靴の裏を、ともすれば危からしめんと、てらてらする...
夏目漱石 「虞美人草」
...てらてらした緑のなかに燃えていた...
原民喜 「死のなかの風景」
...五十年配だが、若いころ、志を抱いて、朝鮮満洲を放浪した、大陸的な、利かぬ気と、闘志とが、てらてらと光る、酒好きらしい赤ら顔に、なお残っている...
火野葦平 「花と龍」
...頭は髪が抜けてしまつててらてらと光つた坊主である...
北條民雄 「重病室日誌」
...熱した額の汗がてらてらとしたりするのを見てゐるうちに...
北條民雄 「道化芝居」
...暖かさでてらてら輝いている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...抜けあがった額から頬が赤くてらてら光っていた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...信長から何かというとよくいわれる「きんか頭」のすこし禿(は)げ上がった生(は)え際(ぎわ)まで赤くてらてらさせていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の頬は月にてらてら乾いていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...てらてら遊んでいる...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
- アナウンサーの井端弘和さん: 侍ジャパンの監督としてWBCメンバーを発表しました ⚾
- スキー選手の小林陵侑さん: ジャンプ競技で活躍し、団体戦優勝に貢献 🏆
- 俳優の高橋文哉さん: 『ブルーロック』の主人公・潔世一役を演じる🎭
