...しきりに自分(じぶん)にまつわり附(つ)く愛馬(あいば)の鼻(はな)を...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...葬式(そうしき)の花輪のようにまつわりさがっています...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...かたもなきいつわりごとである...
井上円了 「おばけの正体」
...いつわりのない感想をのべた...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...小夜子は悪阻(つわり)のあとの衰弱がひどかったので...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...決して嘘いつわりの主張でもなければ...
太宰治 「創生記」
...まっかに震えて杉の根株にまつわりついている一列の蔦(つた)の葉に...
太宰治 「二十世紀旗手」
...今度は嘘いつわりのないところを申し上げますよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...なまじっか偽(いつわり)を申し立てぬがいいぞ...
平林初之輔 「犠牲者」
...故に仏教またアラビア譚等多くその詐(いつわり)多きを述べ...
南方熊楠 「十二支考」
...いつわりない農民の生産として...
宮本百合子 「青田は果なし」
...「あまりおまつわりになるので苦しくてなりませんでした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...悪阻(つわり)に悩んでいる新女御の姿もまた美しい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...悪阻(つわり)というものならんと始めて心づきしは母なりき...
森鴎外 「舞姫」
...これはうそいつわりのない真正直な書物です...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「彼らのいうことはみんな嘘いつわりだぞ」と警戒させるだけである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かれらはわっと叫びながらまつわり付いてきた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...いつわりのないところです...
吉川英治 「新書太閤記」
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