...五勇士はいずれもそのむかしの戦場のつわものだ...
海野十三 「大空魔艦」
...器物(うつわもの)は髑髏(どくろ)の如し...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...さすがの胆吹御殿のつわもの共も顔色はございません...
中里介山 「大菩薩峠」
...戦場万馬往来の古武夫(ふるつわもの)です...
野村胡堂 「江戸の火術」
...)バナナン大将の行進歌合唱「いさおかがやく バナナン軍マルトン原に たむろせど荒(す)さびし山河(さんが)の すべもなく饑餓(きが)の陣営(じんえい)日にわたり夜をもこむれば つわもののダムダム弾や 葡萄弾毒瓦斯(どくガス)タンクは恐(おそ)れねどうえとつかれを いかにせん...
宮沢賢治 「饑餓陣営」
...先ず兵士(つわもの)たちは周囲の森から野牛の群れを狩り集めることを命ぜられると...
横光利一 「日輪」
...女中の声や器物(うつわもの)の音がしばらくの間せわしげに聞こえて...
吉川英治 「江戸三国志」
...戦場往来の古武者(ふるつわもの)から見れば...
吉川英治 「大谷刑部」
...訓練ある兵(つわもの)どもを使わせたなら...
吉川英治 「新書太閤記」
...主家の勢威を維持して来た老練の士や古強者(ふるつわもの)も多くいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...どやどやと室(へや)いっぱいに入って来たのは十数人の屈強なる兵(つわもの)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...つわものとみずから誇り...
吉川英治 「新書太閤記」
...平家の郎党としての兵(つわもの)ぶりは...
吉川英治 「親鸞」
...きょうは兵(つわもの)どもも...
吉川英治 「茶漬三略」
...士(つわもの)たちの指揮...
吉川英治 「日本名婦伝」
...怪訝(いぶか)る敵のわれわれへ云われるには――(あわれや兵(つわもの)ばら...
吉川英治 「日本名婦伝」
...彼の擁(よう)す兵(つわもの)ばらには皆あった...
吉川英治 「源頼朝」
...この古強者(ふるつわもの)をちょろまかそうったって...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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