...ところどころで塵埃(じんあい)の小さなつむじ風をつくった...
梅崎春生 「狂い凧」
...つむじ風でもおこったようなありさまでした...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
......
榎南謙一 「夜雲の下」
...つむじ風(かぜ)...
薄田淳介 「白羊宮」
...つむじ風のような...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...ごうごうとなりはためいているその大つむじ風のなかで...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...往来ではつむじ風がきりきりと砂塵(さじん)を捲(ま)いて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...つむじ風のように渦(うず)まいていた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...トラックとまっ黒なつむじ風とが繰返されたのである...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...やっぱりつむじ風のように捲いている...
中里介山 「大菩薩峠」
...春のつむじ風のやうにあつちへ走り...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...つむじ風に吹き折られたらしい手頃の枝をもぎ取つて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...一陣のつむじ風がまき起ったのである...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...ごオーッと一陣のつむじ風がまき起る...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...きりきりとまわって小さなつむじ風になって...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...落花を捲いてゆくつむじ風が...
吉川英治 「親鸞」
...まるで一陣のつむじ風が通って行くかのような勢いで止まるところを知らなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??